
2020年3月31日まで台湾を経由してフィリピンに入国するチケットをお持ちの方はいつフライトが欠航になるか分からないのが現状です。
2月16日現在、Tigerairの台湾→セブも欠航となり対応に追われている方も多いのではないでしょうか。
各航空会社の対応と各国の入国制限についてまとめてみましたのでぜひご参考にしてみてください。
目次
各国の入国制限
今回は留学生やワーホリをする人が多い、フィリピン、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、カナダの入国制限をまとめました。
1日単位で規制が変更されているのが現状ですので、出来るだけご自身でも正確な情報を追うようにはしてください。
フィリピン
フィリピン入国前の14日以内に中国本土・香港・マカオに入国した人はフィリピンに入国できません。
2月11日時点で台湾も含まれていましたが、2月14日に解除されました。しかし航空会社によっては独自に対応が異なるので問い合わせが必要とのことです。
実際にtigerairは2020年3月31日までの台湾経由のフィリピン行きフライトは全てキャンセルとなりました。
オーストラリア
オーストラリアへ到着する14日以内に中国本土に滞在していた旅行者の入国を制限する即時移民措置を発表しました。中国で乗り継ぎをした場合も入国できません。
即時移民措置
オーストラリアの市民またはその家族でない方がオーストラリア入国の14日以内に中国で滞在していた場合、入国できません。
以下、例外
・オーストラリア市民
・永住者
・オーストラリアに住むニュージランド市民
・外交官
アメリカ
過去14日以内に中国本土に滞在していた旅行者を対象に、入国制限する措置を発表しました。
アメリカ市民または永住者の場合は、特定の空港(下記)に到着することは認められています。
- ロサンゼルス
- ニューヨーク(ジョンFケネディ)
- サンフランシスコ
- ホノルル
ニュージーランド
2月2日またはそれ以降に中国本土に滞在していた旅行者の入国を制限する措置を発表しました。
2月2日以前に中国を出発された方とニュージーランド市民および永住者(その親族)は対象外となっています。
カナダ
特別な措置は今のところありません。しかしながら、今後どうなるか分かりませんので、出来るだけ直行便を手配することが推奨されています。
Air Canada
エア・カナダは2020年1月30日から2月29日まで、北京および上海発着の全直行便の運航を取りやめています。
各航空会社の対応
続いて、各航空会社の対応についてまとめてみます。ほとんどの航空会社では似通った対応をしており、Officialサイトでチケットを予約した場合は、返金または振替などが行われています。
旅行会社や他予約サイトでご購入の場合、各会社へのお問い合わせが一般的な対応となっています。
Tigerair
- 2020年2月15日から3月31日までフィリピンへのフライトは全キャンセル
- 2020年2月24日以前であればRebookingが可能
- 全額返金可能
Philippine Airlines
- 中国本土への発着フライトの場合、2020年6月30まで1回の変更可能
- そのほかの地域へのフライト変更/返金は航空券の運賃規則に従う
Cebu Pacific
- 2020年2月2日から3月29日の中国→フィリピンを欠航
ANA
- 2020年3月31日までの中国(香港・マカオ)搭乗分の払戻し/変更可能
Jeju air
- 仁川からマニラへのフライトは2/20から3/12まで水木日
- マニラから仁川へのフライトは3/14から3/28まで月土
- 務安 – セブのフライトは2/17,24、3/2は月曜
- 仁川 – セブのフライトは2/18 ~ 2/29、3/1 ~ 3/28 毎日
欠航が決まった場合の対応策
各航空会社や各国の対応をみても、中国経由以外であれば入国制限していない印象です。これから航空券を取る方は出来る限り直行便を取得することをおすすめします。
ただ、サモア政府は日本を新型コロナウイルスの感染校と指定した上で入国制限を設けました。
今後どの国が日本からの入国制限を設けるか分からない状況です。留学をお考えの方は毎日、対象国に関するニュースを読むようにしておきましょう。
欠航が決まった場合の対応策まとめ
- 航空会社に払戻し/振替の確認
- 旅行会社と予約サイトの払戻し/振替の確認
- エージェントに相談
- 各航空会社の空席確認/予約
欠航が決まった場合の航空会社候補
- セブパシフィック(https://www.cebupacificair.com/ja-jp)
- ジンエアー(https://www.jinair.com/gate?dispLang=JPN&returnUrl=%2F)
- チェジュ航空(https://www.jejuair.net/jejuair/jp/main.do)
- アシアナ航空(https://flyasiana.com/C/JP/JA/index)
- フィリピン航空(https://www.philippineairlines.com/ja-jp/jp/home)
万が一のことを考えて、オフィシャルサイトで取得した方が払戻しや振替の対応は早いかもしれません。
まとめ
コロナウイルスに関して、状況は刻一刻と変わっています。随時規制などが追加されている状況ですので、これからのご留学をご検討中の方は、ご自身でも正確な情報を把握するように努めるようにしましょう。