
僕のエージェントとしての初めてのお客さんは、オーストラリアにワーホリ中のご夫婦でした。
当時はエージェント業を始めたばかりだったので
一気に2人から申し込みもらえてラッキー!
くらいにしか思わなかったのですが、その後も複数名のワーホリ中の方からセブ島留学のご相談をいただくようになりました。
当時はエージェント業と同時にセブ島の語学学校TARGETでインターンもしていたのですが、やはりワーホリの途中で留学する方がちらほらと見受けられ、なぜわざわざワーホリからセブ島へ来るんだ?と疑問を抱くようになりました。
様々な理由があるはずなので「失敗」という言葉でくくるのはナンセンスだとは思いましたが、今回は便宜上、失敗というワードを使いながら解説していきます。
目次
そもそものセブ島留学の勃興

ワーホリとセブ島留学は元々相性が良いものとして販売されていました。日本でのセブ島留学の勃興を調べていくと、
- 欧米・ワーホリ準備のため
- 初級者だけど英語環境に行きたい人のため
- 留学という大義名分を得てバカンスを楽しみたい人のため
に向けて流行していったように思います。
そのため、韓国資本の語学学校と比較しても日系語学学校の方が比較的自由なライフスタイルを提唱している学校が多いのではないかと考えています。
上記3点について、僕自身のセブ島留学やインターン、就労経験を踏まえて実態などを少しお話します。他のブログやSNSなどでもおおく紹介されていると思いますので、興味がなければ飛ばしていただいて構いません。
欧米・ワーホリ留学の準備

実際、この目的でセブ島留学している人は非常に多い印象です。特にワーホリ組がおおく、セブ島の語学学校で知り合い、ワーホリ中も現地で遊んでいる人々などを各SNSで見かけます。
何も知らない海外に長期滞在する方にとって、知っている人がいるというのは非常に心強いと思いますので、やはりワーホリ前にセブ島留学はしといて損はないなと思います。
その他、英語学習という面でみても、フィリピン人は日本人にとってすごく理解しやすい英語を使ってくれる印象です。
英語でコミュニケーションが取れることは勉強のモチベーションやワーホリへの自信につながると考えています。
初級者だけど英語環境に行きたい

このような人にこそセブ島留学はぴったりだと思います。
留学というのは、生活です。旅行とは違い、数週間滞在することがそもそも想定されており、日用品の買い出しから娯楽まで全てを現地で経験することができます。
英語初級者にとって、日本人も比較的おおく、またそれ以外の諸外国人も多くいるセブ島は初めての海外生活の場所として過ごしやすい環境であると思います。
また、治安についても、語学学校の周辺であったり、危険と言われている地域に行かない限り、事故や事件に遭う確率というのはそこまで高くないと感じています。
留学という名目でバカンス

この目的の人も多いような気がします。気軽に低予算で長期的に海外でステイできる。しかもセブ島は世界的にも有名なリゾート地です。
留学の目的は人それぞれですので、こういった目的でもいいと思います。
また元来こういう目的であったにもかかわらず、現地でのコミュニケーションを通して英語が好きになるというきっかけにもなる可能性は十分にあります。
楽しくなければ英語学習は続けられませんから、僕はこのような目的であっても否定しません。そもそも他人の留学目的を否定する資格は他人にはないと考えています。
ワーホリで失敗する人の共通点

そもそも「失敗」とは何かにもよると思いますが、今回は英語が上達したか否かを判断基準にしてお話します。
楽しいとか、満足というのは主観的なものですので、成功の基準をそれらにすると他人が口を出せる領域ではありません。
というわけで、ワーホリで英語が伸びない人の特徴というものを解説します。
ボキャブラリーが貧困(単語力不足)

まず何よりも単語力が不足しているという特徴が見られます。
少々雑な考え方ですが、最悪、ボキャブラリーさえあれば文法など滅茶苦茶でもコミュニケーションは取れるし、簡単な英文なら読めてしまうのは事実です。
そして、英語学習において、最も短期的に最も効果を感じることができるのもボキャブラリーだと僕は考えています。
今まで言えなかったことが言えるようになる。
これは単純に、ボキャブラリーが増えたことに起因するわけです。
方略的能力について
これはズバリ言いたい対象を単語にできない時に使えるスキルです。
例えば、首が長くて、黄色くて、四足歩行の動物!
というと多くの方が「キリン」を思い浮かべるのではないでしょうか。そのように、ズバリの単語を知らなくても相手に自分が思い浮かべる対象を伝えるコミュニケーションスキルはあります。
ボキャ貧はこのようなスキルを磨くことでも補えるのですが、やはり最低限は知っておくことが望ましいです。
[clink url=”https://cebu-standard.com/2020/01/28/tango-anki/”]中学英文法が出来ていない

中学英文法が出来ていない人も留学中に挫折してしまう場合が多いです。
英文法ってイメージが出来ないんですよね。
これを理解したところで、英語を話せるようになった自分をイメージできない。
・関係代名詞なんてネイティブは意識して使うのか?
・不定詞の副詞的用法ってなんなんだ?
英文法で挫折する多くの方がこのような思考回路で、だんだんと勉強しなくなるような気がします。
僕も英文法はかなり時間をかけて学習したのでよく分かります。
しかしながら、中学英文法の基礎だけなら誰でも理解できる範囲ではないでしょうか。英語習得の目的が「コミュニケーション」であれば、不定詞のOO的用法や目的格の省略など、小難しいことを知っている必要はありません。
正確には知っていた方が望ましいですが、圧倒的に大切なのは、基礎です。
基礎とは何か。
僕は少なくとも「語順」は抑えておくべきだと思います。
英語は日本語よりも語順を大切にする言語だと考えていますので、やはり語順は大切だと思います。し、自分も語順さえ理解しておけば、文を作るのが楽になるはずです。
セブ島留学で伸びない人とワーホリ失敗する人は共通している

ここまで、ワーホリで失敗する人の共通点をお話してきましたが、実はセブ島留学で成果を感じられない人もこれと共通しています。
- 圧倒的なボキャブラリー不足
- 中学英文法を理解していない
もはや全ての留学における失敗はこの2つに集約されているのではないかというくらいの共通事項です。
逆にこの2点さえできていれば、短期であってもコミュニケーションスキルはある程度は確実に向上するはずなんです。ずっと英語を話し続ける環境なわけですから。
今後留学する人はもう失敗する必要はない

留学およびワーホリで失敗する人の共通点をこれまで解説してきました。これまでに約2年間セブ島留学業界で仕事をしてきた僕がまとめた共通点です。
そんなに検討違いなことではないです。
そして、僕以上に長くこの業界にいる人はたくさんいます。彼らも口を揃えて、留学準備が全てを決めると言っても過言ではないと言っています。
これまでに多くの方が失敗してきたこと。それから、多くの失敗を見ている人がいること。
これらを鑑みて、これから留学する人が同じような失敗をする必要はないと僕は考えています。しかし業界を見回した時にサポートが十分であるかと問われれば、そうでもないというのが実情です。
そのような経緯もあり、次で紹介するコラボ企画を始めました。
【PR】野村さん使いたい放題留学

「英語勉強法.jp」を運営する野村勇介さんとコラボ企画を開始しました。
それが「野村さん使いたい放題留学」です。
これまでのセブ島留学で失敗した方(思った以上の成果が出なかった方)の特徴を踏まえて、やはり留学前の準備がどれほど大切かはお分かりいただけたかと思います。
そこで今回のコラボでは、4週間以上の留学をセブスタンダードで申し込みいただいた方に無料で野村さんに質問し放題のサポートを提供させていただくことにしました。
- 2020年2月14日から受け付け開始
- 先着10名さま
- LINEで野村さんに質問し放題
- 通常10,000円+税が「0円」
野村勇介さんのプロフィール

指導実績
東大、京大、名古屋大学医学部、名古屋市立大学医学部、岐阜大学医学部、三重大学医学部、UCバークレーなど、合格者多数。
- センター試験英語筆記・リスニングともに満点まで
- TOEICは100~500点以上アップ
- TOEFLは64から97までアップ
- IELTSリーディング6.0/6.5から8.5まで
資格試験スコア
- TOEIC985
- TOEFL102
- 英検1級(1次一発合格)
野村さんの効果的な使い方紹介
やはりセブ島留学では、現地でどのように学習を進めていけば良いのかという質問やお悩みが多く寄せられています。
フィリピン人の授業はアウトプットの環境としては最適ですが、重要なインプットや自習、その他目標設定から目標にあった教材選定などはご自身でしなければいけません。
それらを留学前の4週間で準備することができるサポートです。
適切な目標設定、教材選定、進め方さえ把握していれば、多くの方が自分が目指す英語力を手に入れることができます。
ちなみに、まずは4週間野村さんを使いたい放題ですが、その後も月10,000円で継続利用も可能です。※その場合は自費となります。
実は利益相反ともいえるコラボ企画

セブスタンダードでは、代表者である僕が留学の4週間前から日本で学習サポートをするサービスの準備をしている最中でした。しかし、サービスとして有償提供するにはまだまだというのが実情だったんです。
そのような中で中途半端なサービスを提供するなら、弊社が負担して留学者の英語学習をサポートしたいと思いこのようなコラボを始めました。
野村さんを無料で使い放題なんて、まさに出血大サービスです。このお得な機会にぜひお申し込んでいただきたく思います。
英語は使えれば学習も楽しくなります。先人の失敗を無駄にせず、野村さんを活用した準備をしてから留学してほしいと切に思います。
まとめ
ワーホリの途中でセブ島留学をする方が多いという話。セブ島留学で失敗する方の特徴などを解説してきました。
どちらも共通点として
- 圧倒的なボキャブラリー不足
- 中学英文法を理解していない
などの具体的な準備不足が挙げられます。
ビスマルクという方の名言を最後にご紹介します。
愚者は経験から学び賢者は歴史から学ぶ
オットー・フォン・ビスマルク
読了ありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。
